(倍率1に戻る)
よって
という事になります。Bさんの個数を1単位としたら、A君が持っているのは何単位分なのかという事を示す値が「○倍」です。
また、念のため違う点からも考えます。Bさんの視点で考えると、「○倍」とは
つまり
という考え方になります。この場合は方程式で考える事になります(方程式がまだわからない場合には前出の考え方のみにして下さい)。「何単位」の「何」を「Z」として考えてみます。
よって
つまり4単位・4倍であるという事になりますね。Bさんの持っている分を1単位とすると、A君が持っているのは4単位分・すなわちBさんの4倍をA君が持っているという事になります。よって「Bさんの持っている数を1単位とするとAさんは何単位分もっているか」が「AさんはBさんの何倍持っているか」「Bさんの数を何倍すればAさんの数になるか」は
と答えるが出来ます。
ここでいう「何倍」とはBさんを1単位としたときに、Aさんは何単位かという事を表す数字になります。すなわち「4倍」です。
(倍率3へ続く)