大人と子供の算数塾>倍率とは

倍率3(2007/02/27)

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では、問題を解いてみましょう。

  1. C君は45cmのひもを持っています。Dちゃんは9cmのひもを持っています。C君はD君の何倍のひもを持っている事になりますか?

主体はC君です。Dちゃんのひも何単位つなげれば、C君のひもと同じになるかを計算します。

  1. 45÷9=5

より、D君のひも5単位分である事からC君はDちゃんの「5倍」持っていると言うことが言い表せます。次の問題です。

  1. E君は28kgです。生まれたばかりのFちゃんは4kgです。Fちゃんを何倍すればE君と同じ重さになりますか?

言い方がかわりましたが、考え方は同じです。

  1. Fちゃんの何倍がE君か

  1. E君はFちゃんの何倍か

と同じ状態です。たとえば「何」の部分に「2」を入れると同じであることがわかります。

  1. FはEの2倍
  2. Eを2倍するとF

この二つは同じです。よって、「Fちゃんの何倍がE君か」を調べたいのであれば「E君はFちゃんの何倍か」を調べれば良いのです。E君が主体です。よって、

  1. 28÷4=7

より、「7倍」とわかります。

(倍率4へ続く・作成はまた今度)